彦根城(ひこねじょう)
●所在地 滋賀県彦根市金亀町
●構造 連郭式平山城
●築城期 元和8年(1622)
●築城者 井伊直継
●城主 井伊氏
●廃城年 明治7年(1874)
●遺構 天守・櫓・門・塀・厩・石垣・土塁・堀
●指定 国宝・国指定重要文化財
●探訪日 2008年3月19日
◆解説
今稿の彦根城は、中世山城ではなく、近世城郭である。2008年3月の近江探訪の折り、時間を割いて当城にも向かった。
当日、他の城跡なども予定していたことから、彦根城には朝早いうちに向かったのだが、あまりにも早く来てしまい、城内に入ることができなかった。そのため、撮影した写真はすべて外から撮ったものばかりである。
彦根城については余りにも有名で、他のサイトなどでも度々紹介されているので、詳細は省くが、現存天守が国宝となっているものの一つである。ちなみに、他のものとしては、松本城・犬山城・姫路城がある。
【写真上】彦根城遠望
南東部からみたもの。
【写真左】井伊直弼の像
説明板より
“井伊直弼(1815~60)
開国の英雄井伊直弼は、文化12年(1815)に彦根城下の下屋敷(槻御殿)に生まれ、嘉永3年(1850)36歳で彦根藩主となり、安政5年(1858)には江戸幕府の大老職となった。
同年6月、直弼は我国の将来を考えアメリカとの開国を英断。この大事業をなしとげた直弼は、心情をくむことのできなかった人々によって安政7年(1860)3月3日、桜田門外で暗殺され、46年の生涯に幕を閉じた。”
【写真左】彦根城その1
【写真左】彦根城その2
【写真左】彦根城付近から佐和山城を見る。
佐和山城は、石田三成が城主として活躍したことが知られているが、典型的な山城である。
築城年は鎌倉期といわれ、佐保氏が築城したといわれている。
残念ながら、近江探訪をしたこのときは、当城は計画に入っていなかったので、登城していない。機会があったらぜひ踏査してみたいものだ。
花の生涯
ところで、管理人にとって彦根城のイメージは歴史的な観点よりも、テレビでの印象が強く残る。
1963年、NHK初の大河ドラマ「花の生涯」が放映され、冒頭必ず彦根城の姿が映し出された。船橋聖一作の歴史小説「花の生涯」がテレビ化され、井伊直弼役には二代目・尾上松緑、長野主馬には、佐田啓二(中井貴一の父)、村山たか役には、淡島千景など当時の名優が出演している。
そして、特にこのドラマをより奥深く堪能させてくれたのが、語り(ナレーター)の小沢栄太郎である。個人的には、こうした時代劇の語りでは、彼の声が一番味わい深い。
現在のようなデジタル、カラーではなく、モノクロで画像も荒いものだったが、一年間彦根城を見せられると、彦根城の残像が脳裏に焼きついた。
●所在地 滋賀県彦根市金亀町
●構造 連郭式平山城
●築城期 元和8年(1622)
●築城者 井伊直継
●城主 井伊氏
●廃城年 明治7年(1874)
●遺構 天守・櫓・門・塀・厩・石垣・土塁・堀
●指定 国宝・国指定重要文化財
●探訪日 2008年3月19日
◆解説
今稿の彦根城は、中世山城ではなく、近世城郭である。2008年3月の近江探訪の折り、時間を割いて当城にも向かった。
当日、他の城跡なども予定していたことから、彦根城には朝早いうちに向かったのだが、あまりにも早く来てしまい、城内に入ることができなかった。そのため、撮影した写真はすべて外から撮ったものばかりである。
彦根城については余りにも有名で、他のサイトなどでも度々紹介されているので、詳細は省くが、現存天守が国宝となっているものの一つである。ちなみに、他のものとしては、松本城・犬山城・姫路城がある。
【写真上】彦根城遠望
南東部からみたもの。
【写真左】井伊直弼の像
説明板より
“井伊直弼(1815~60)
開国の英雄井伊直弼は、文化12年(1815)に彦根城下の下屋敷(槻御殿)に生まれ、嘉永3年(1850)36歳で彦根藩主となり、安政5年(1858)には江戸幕府の大老職となった。
同年6月、直弼は我国の将来を考えアメリカとの開国を英断。この大事業をなしとげた直弼は、心情をくむことのできなかった人々によって安政7年(1860)3月3日、桜田門外で暗殺され、46年の生涯に幕を閉じた。”
【写真左】彦根城その1
【写真左】彦根城その2
【写真左】彦根城付近から佐和山城を見る。
佐和山城は、石田三成が城主として活躍したことが知られているが、典型的な山城である。
築城年は鎌倉期といわれ、佐保氏が築城したといわれている。
残念ながら、近江探訪をしたこのときは、当城は計画に入っていなかったので、登城していない。機会があったらぜひ踏査してみたいものだ。
花の生涯
ところで、管理人にとって彦根城のイメージは歴史的な観点よりも、テレビでの印象が強く残る。
1963年、NHK初の大河ドラマ「花の生涯」が放映され、冒頭必ず彦根城の姿が映し出された。船橋聖一作の歴史小説「花の生涯」がテレビ化され、井伊直弼役には二代目・尾上松緑、長野主馬には、佐田啓二(中井貴一の父)、村山たか役には、淡島千景など当時の名優が出演している。
そして、特にこのドラマをより奥深く堪能させてくれたのが、語り(ナレーター)の小沢栄太郎である。個人的には、こうした時代劇の語りでは、彼の声が一番味わい深い。
現在のようなデジタル、カラーではなく、モノクロで画像も荒いものだったが、一年間彦根城を見せられると、彦根城の残像が脳裏に焼きついた。
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