大平山城跡・その2
●探訪日 2009年10月27日●所在地 島根県雲南市大東町幡屋
●標高 410m
◆解説
今稿は大平山城跡の周辺について、補足したい。
実は、10月27日に丸倉山登城後、次に大平山城跡に向かったものの、城跡たどり着くことができなかった。このとき訪れたのは、大平山城跡ではなく、尾根伝いの最高所である大平山頂点だった。
この段階では、大平山城跡と、大平山頂点を混同していて、一向に城跡らしい風景に出合えず、その周辺を徘徊したようなことになった。しかし、幡屋三連山の状況がだいぶつかめてきたので、その報告とする。
【写真左】丸倉山下山途中の分岐点で、大平山方面に向かう林道
軽トラックの4WDなら、おそらく走行できると思われる。
【写真左】丸倉山と大平山の分岐点
この位置は、後段の展望台側から直接登れる道との三叉点で、手前に下段のような道がつながっている。
【写真左】展望台へ向かう道
この日の帰りは、この道を通った。
【写真左】大平山への登り口
上記の位置から50mほど進むと、北に向かって大平山へ向かう階段がある。この道から登って行った。
【写真左】大平山登城路その1
階段の蹴上部に木製の泥止めが設置されているが、だいぶ劣化していて、途中からは破損、または雨で完全に流されている個所が多くなった。
【写真左】その2
後半は御覧の通りで、どうやらこのルートは最近はほとんど使用されていないようだ。
雨の日はおそらく相当な急流の川状態になっているだろう。
【写真左】尾根に出る
尾根に出ると途端に歩きやすい道になり、しかも100m程度にわたって、南斜面がきれいに伐採されている。当然南方の眺望がよくきく。
【写真左】大平山頂部:標高410m その1
尾根伝いに歩いていると、どこが頂点なのかよくわからない感じになり、少し高いところで休憩をしたところ、後で、この場所が頂部(2等3角点)だと分かった。長径6,7m、短径5m前後の平坦地である。
【写真左】その2
【写真左】ここからさらに東の尾根伝いに進む
写真は途中で約150m程度にわたって続く地形だが、どういうわけか尾根の南側のみを削って、北側と約1m程度の段差を設けている。
近代の施工なのか、昔からのものか不明だが、普通の尾根道でわざわざこうした形にしたものはあまり見かけない。
城跡の遺構としては、「土塁」形状とも見えるが、その割には高さも低く、また北側の尾根の工夫が全く見られないので、要塞施設として見るのは無理がある。
【写真左】同上その2
アップダウンの位置でもこの形状は変わらない。どちらにしても、この範囲は不可解な場所である。
【写真左】この場所で大平山を通り過ぎていたことが分かった地点
標識をみて、初めて分かった。
【写真左】下山途中の展望台その1
大平山を背にして南方の雲南市(大東町)方面をみることができる。
【写真左】その2
上記の場所の近くにさらにもう一つの展望台があり、その付近からは丸倉山(左側)と大平山(右)の間から北方の宍道湖が望める。
【写真左】その3
大平山遠望
【写真左】その4
この展望台のある場所を「小丸倉山」というらしい。現地には西方および南方の眺望を示す説明板が設置されている。
●標高 410m
◆解説
今稿は大平山城跡の周辺について、補足したい。
実は、10月27日に丸倉山登城後、次に大平山城跡に向かったものの、城跡たどり着くことができなかった。このとき訪れたのは、大平山城跡ではなく、尾根伝いの最高所である大平山頂点だった。
この段階では、大平山城跡と、大平山頂点を混同していて、一向に城跡らしい風景に出合えず、その周辺を徘徊したようなことになった。しかし、幡屋三連山の状況がだいぶつかめてきたので、その報告とする。
【写真左】丸倉山下山途中の分岐点で、大平山方面に向かう林道
軽トラックの4WDなら、おそらく走行できると思われる。
【写真左】丸倉山と大平山の分岐点
この位置は、後段の展望台側から直接登れる道との三叉点で、手前に下段のような道がつながっている。
【写真左】展望台へ向かう道
この日の帰りは、この道を通った。
【写真左】大平山への登り口
上記の位置から50mほど進むと、北に向かって大平山へ向かう階段がある。この道から登って行った。
【写真左】大平山登城路その1
階段の蹴上部に木製の泥止めが設置されているが、だいぶ劣化していて、途中からは破損、または雨で完全に流されている個所が多くなった。
【写真左】その2
後半は御覧の通りで、どうやらこのルートは最近はほとんど使用されていないようだ。
雨の日はおそらく相当な急流の川状態になっているだろう。
【写真左】尾根に出る
尾根に出ると途端に歩きやすい道になり、しかも100m程度にわたって、南斜面がきれいに伐採されている。当然南方の眺望がよくきく。
【写真左】大平山頂部:標高410m その1
尾根伝いに歩いていると、どこが頂点なのかよくわからない感じになり、少し高いところで休憩をしたところ、後で、この場所が頂部(2等3角点)だと分かった。長径6,7m、短径5m前後の平坦地である。
【写真左】その2
【写真左】ここからさらに東の尾根伝いに進む
写真は途中で約150m程度にわたって続く地形だが、どういうわけか尾根の南側のみを削って、北側と約1m程度の段差を設けている。
近代の施工なのか、昔からのものか不明だが、普通の尾根道でわざわざこうした形にしたものはあまり見かけない。
城跡の遺構としては、「土塁」形状とも見えるが、その割には高さも低く、また北側の尾根の工夫が全く見られないので、要塞施設として見るのは無理がある。
【写真左】同上その2
アップダウンの位置でもこの形状は変わらない。どちらにしても、この範囲は不可解な場所である。
【写真左】この場所で大平山を通り過ぎていたことが分かった地点
標識をみて、初めて分かった。
【写真左】下山途中の展望台その1
大平山を背にして南方の雲南市(大東町)方面をみることができる。
【写真左】その2
上記の場所の近くにさらにもう一つの展望台があり、その付近からは丸倉山(左側)と大平山(右)の間から北方の宍道湖が望める。
【写真左】その3
大平山遠望
【写真左】その4
この展望台のある場所を「小丸倉山」というらしい。現地には西方および南方の眺望を示す説明板が設置されている。
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