2011年10月10日月曜日

波妻城(愛媛県松山市大浦)

波妻城(はづまじょう)

●所在地 愛媛県松山市大浦
●築城期 不明
●築城者 不明
●城主 不明
●高さ 標高57m
●登城日 2011年9月13日

◆解説(参考文献『サイト:城郭放浪記』等)
所在地はJR予讃線の大浦駅西方に突き出した波妻ノ鼻の東方の小丘にある。当城については『日本城郭大系第16巻』にも記載されていない。

この城砦については、『サイト:城郭放浪記』さんがすでに紹介しているので、こちらもご覧いただきたい。
【写真上】波妻城遠望
 写真手前の施設は、道の駅「風早の郷 風和里」で、中央奥に波妻城が控える。

築城期、築城者及び城主なども一切不明だが、恐らくこの地を治めていた河野氏や、来島村上氏とかかわりがあったと思われる。

瀬戸内斎灘に突き出した位置にあること、また北側には大浦港が控えていることから恐らく海城としての城砦だったのだろう。
【写真左】道の駅「風早の郷 風和里(ふわり)
 上記写真の右側を写したものだが、奥に見える山を超えると、JR大浦駅につながる。
【写真左】波妻城近影
 写真下の道路が国道196号線で、波妻城はこの道路から並行して西に登る道を進む。
【写真左】閉鎖された北条スポーツセンター
 先程の道路を進むと、北条スポーツセンターに向かうが、現在この施設は閉鎖され行き止まりとなっている。
【写真左】波妻城跡
 さきほどの施設からバックし、手前に小道があったので、ここから歩いて向かうと御覧のミカン畑が広がる。
 
先ほどの施設も含め、このミカン畑も波妻城跡と思われるが、立入禁止札もあり、中まで入ることはできなかった。


 この写真の右側高所が主郭ではなかったかと思われる。
【写真左】波妻城から鹿島城を見る。
 このいちから南方を見ると、斎灘に浮かぶ「鹿島城」が見える。


 恐らく中世にはこの波妻城と併せ、鹿島城も海城としての役目を果たしてきたのだろう。

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